OculusRift(オキュラスリフト)DK1がオープンソース化、githubで、回路図などを公開
先日、開発者向けカンファレンスで、DK2の次のバージョンとなる試作機、「Crescent Bay」を公開したり、なにかと動きがある、OculusRift(オキュラスリフト)ですが、初期の開発者向けモデルの、OculusRift(オキュラスリフト)DK1がオープンソース化し、githubで、回路図などを公開されています。
回路図、ファームウェアなど基幹になる部分も公開されており、開発者はDK1をベースに様々な開発を行うことが可能になっています。
ライセンス形式は以下のとおり
ライセンスはCreative Commons — 表示 4.0 国際 — CC BY 4.0
あなたは以下の条件に従う限り、自由に
共有 — どのようなメディアやフォーマットでも資料を複製したり、再配布できます。
翻案 — 資料をリミックスしたり、改変したり、別の作品のベースにしたりできます
営利目的も含め、どのような目的でも。
あなたがライセンスの条件に従っている限り、許諾者がこれらの自由を取り消すことはできません。
従うべき条件
表示 — あなたは 適切なクレジットを表示し、ライセンスへのリンクを提供し、変更があったらその旨を示さなければなりません。あなたはこれらを合理的などのような方法で行っても構いませんが、許諾者があなたやあなたの利用行為を支持していると示唆するような方法は除きます。
Creative Commons — 表示 4.0 国際 — CC BY 4.0
Oculus Rift Development Kit 1 ダウンロード先
RiftDK1/README.md at master · OculusVR/RiftDK1 · GitHub
ハードのオープンソース化がもたらす未来
ライセンスはかなりゆるいものになっており、営利目的も含め、表示の義務を満たせば利用可能になっております。オープンソースというと、ソフトウェア的な側面が強いですが、こうして、ハードそのものをオープンソース化するのはVR界隈が更に大きなコミュニティに広がっていく可能性を感じさせてくれます。現段階ではこれらを活用して、新たなものを生み出せる人は限られているとは思いますが、オープンソース化がさらなる面白い亜種を産んでくれそうです。
製品版がリリースされた後、DK2も同様のライセンス形態で配布されるのではという予測も海外ではありましたのでそちらも期待したいですね。
Oculus Open-sources Rift DK1: Mechanical Designs, Firmware, and More All Freely Available