空間を超える!?OculusRift(オキュラスリフト)とkinect v2でのリアルタイムポリゴン描写実験
リアルな視野と深い没入感が売りのVRHMD。その中でもデベロッパー版が販売され、先駆けて展開されているOculusRift(オキュラスリフト)では様々なコンテンツや実証実験が世界中で行われており、魅力的なプロジェクトが多数立ち上がっていますが、今回はOculusRift(オキュラスリフト)とkinect v2で、リアルタイムに立体映像をOculusRift(オキュラスリフト)上に構築するというプロジェクトを紹介したいと思います。
実際プロジェクトの様子を収めた動画が公開されていましたので下記からご覧ください。
こちらは Oculus Rift DK2とUnity3DとKinect v2で実現されたものとのことで、深度とカラーデータをkinect v2のカメラから読み込み、リアルタイムにUnity上に描画するものとなっています。まだまだ開発段階で大きな改善が必要ということですが最初の一歩としては理想を形にしている状態までは持って行っていると思います。
実際コチラは「Voxel Video Player (and recorder using Kinect) | Oculus-ready Games and Demos | Oculus Rift Developer Forums」上で開発や議論が進んでおりフォーラムには以下のような動画もありました。
遠隔の距離をテクノロジーは埋めることができるか?
この技術が確立されれば、VRHMDの世界はさらに広がることになりそう。リアルタイムにその人の動きや表情、しぐさなどが、目の前に広がるという体験は、多くのコンテンツ産業に置いては革命となるのではないでしょうか?ライブや演劇などの観劇型のコンテンツなどは上記動画にもあるようにある程度相性が良さそうです。
超えなければいけない壁はまだまだありそうですが、非常に興味深い試みだと思います。