2014年11月11日
手の動きを精密に読み取るVR連動型のセンサーカメラ「Nimble Sense」
LeapMotionがOculusRiftとの連携が進み、セットができる「VR Developer Mount」が出現し、LeapMotion連携で様々なコンテンツが公開されていますが、今日紹介するのは新たなVR連携を想定したセンシングデバイス「Nimble Sense」です。
こちらは海外のマイクロパトロンプラットフォームKICKSTARTERで現在出資を募っているもので、カメラとIR Laser(赤外線)センサーを備えたものとなっています。プロモーションビデオが公開されていましたので下記からご覧ください。
実際に動作して稼動しているシーンは以下の通り。かなり細かな部分まで読み取っており、仮想現実がまるで現実リンクしているように仮想現実内のオブジェクトを操作しています。
かなりの細かな動きも読み取れ、タイムラグもほぼ無いようで、対応OSはWindows、Mac、Linuxと幅広くリリースされれば良い商品になりそうです。現在のスケジュールでは、2015年の6月に出荷予定となっています。
VR端末の戦いと、それを巡るセンシング機器の戦い
現在は知名度から言えば、間違いなくVRはOculusRift、そしてセンサーはLeapMotionと言うことになりますが、こうした製品が続々とリリースされています。いずれかの製品がスタンダードとなり、覇権を握り、それ以外のものは消えていくもしくは、専門分野に特化していったりしていくことになるとは思います。まさに過渡期とも言える時期。今後もこうした端末の情報を追っていきたいと思います。
Nimble Sense: Bring Your Hands into Virtual Reality & Beyond by Nimble VR — Kickstarter