2014年08月08日
もっと気軽にVRHMDを!スマートフォン差し込み型のHMD「DUROVIS DIVE」
OculusRift(オキュラスリフト)をはじめとして、現在世界では数多くのVRHMDが開発され発表されリリースされていっていますが、テクノロジーを追いかけた端末とはまた別の方向のVRHMDが存在します。今日紹介するのは、もっと気軽にVRHMDが楽しめるスマートフォン差し込み型のHMD「DUROVIS DIVE」を紹介したいと思います。
プロモーションビデオが公開されていましたので下記からご覧ください。
作りは至ってシンプルで、レンズのついた筐体にスマートフォンを差し込み、専用のアプリを起動する事で気軽にVRが楽しめるようになっています。VRHMDに欠かせないヘッドトッキングなどはスマートフォン側で実現を可能にしているようです。
SDKも公開されており、Unityで開発ができます。国内にも発送されており、お値段は57ユーロとなっています。特に現状待ちなく購入できるみたいなので、Oculusが届くまで待ちきれない人、早くVRHMDを楽しみたい方にはお勧めの端末です。
Durovis Dive – 3D Virtual Reality Gaming on a Smartphone
スマートフォン差し込み型は普及するのか?
お手軽感があり、従来のVRHMDと比べると再生側と出力側が同じなため、煩わしいケーブル類などが無く、完全にフリーな状態でダイブできます。この点は非常に良いですね。PCとスマートフォンのように使い方によってどちらが良いかは異なりますが、未来の形・VRHMDの最終形はこのようなケーブルレスなものに収束していきそうな気がします。