2014年08月25日
VR撮影用の全方位カメラが2780万ドルを調達。VRカメラが本格的な開発フェーズへ
VRが話題になり始めて、VRHMDが数多くリリースされていますが、その周辺のVRコンテンツを撮影する機材も賑わってきました。今回紹介するカメラは360度のVRコンテンツを撮影するもので、2780万ドルの資金を調達したのニュースが海外で話題になっています。
詳細やスペック等はまだ未定になりますが、機材としてはかなり大型となり、JAUNTという企業によるもののようです。
実際こちらがお披露目されたのは Guardians of the Galaxyという映画のワールドプレミアの会場で設置され、撮影が行われたとのことです。どんな映像なのか、仕上がりはまだ公開されていないようですが、撮影ができるプロトタイプには仕上がっているようです。
業務用のプロ向けと家庭向けとの細分化が進むか?
現状マイクロパトロンプラットフォームなどでも多く目にする360度動画ですが、こうした本格的な映画用の撮影機材から、手軽に使える撮影機材まで現状のビデオカメラのように数多くのラインナップが登場しそうです。コンテンツ制作者側にとってはこうしたプロ向けと家庭向けが細分化されることで、様々な戦略が立てられるのではないでしょうか?今後はVRHMDだけではなく、こうしたカメラ関係にも注目していきたいと思います。